絶対不敗の次元とは
千賀さん主催の「わの舞」にまた参加したいのだが、
なかなか参加できない今の状況がもどかしい。
そんな中、わの舞チャンネルから新しい動画が配信された。
Toilet Ninja? No!! でも超人忍者になれるかも
動画概要欄には
「わの舞の稽古には、求心系の稽古と遠心系の稽古があります。
この動画は、求心系の稽古のみを収録したものです。
求心系の鍛練は、内的な強さと創造性を培い、直感力や心の深い領域を開拓します。
遠心系の稽古は、内容も求心系とはまったく対照的で、解放力を培い、人々を魅力的に掌握する力をもたらし、自ずと多くの人を愛せるようになります。
逆に言えば、求心系の力が不足している人は、すぐに何かに屈してしまう傾向や流れに乗れない運命的な弱さがあり、遠心系の力が不足している人は、人生が自由でないと感じられたり、人との関わりがうまくゆかなく、他者に自身を解放できない傾向があります」
とあり、
こちらのページで一人でできる実践方法が紹介されている。
千賀一生 気まぐれメッセージ - taocodes jimdo page!
≪自宅学習のために≫
この動画は、わの舞稽古風景の紹介動画ですが、わの舞講習会に参加が難しい環境にある方々も、自宅で簡単な稽古ができるよう、上記テーマに特化した鍛練に絞った内容に精選してあります。
動画で繰り返されているステップ(ハの字に立ち、瞬時に移動する)は、自然界の動物が使っていて、人間はあまり使わなくなった気のラインを使います。この動作の繰り返しは、眠っている本能的能力(潜在的能力)を驚くほど覚醒させるわの舞鍛練法の一つです。
意識の覚醒にもつながり、人生を好転させる力が潜在的に目覚めます。
コロナ禍での運動不足解消に、せっかく家で運動するなら単なる運動以上の運動にすると一石二鳥です。
動画での習得は難しいのですが、最後に模範的な動きを載せておきましたので参考にしてください。
下記はそのコツです。
【自宅学習したい方のための要点】
・体を垂直にしたまま腰を落とします。
・最初は両手は腰において練習するとよい。
・上体を同じ高さに保ったまま瞬間的に移動します。
・瞬時にハリを作り、呼吸も瞬時に吐きます。
・呼吸とハリ(=脱力状態で生ずる軸エネルギー、0フォース等を参照)で体をコントロールするることが重要です。
・毎日少しずつ長期間継続する。(これが一番肝心です)
上記は本能が知っていますので、長期間繰り返し行っていると、どんなコツで動いたらよいのか自身で分かるようになります。それが自身でわかるようになった時点から潜在力が目覚めはじめます。
この鍛練法の根底にあるものは、動物界の奥義であり、生命界の奥義です。
しかしそれらの本質には、宇宙という存在の奥義があります。
その次元にこそ、絶対不敗の次元があります。
求心系の力を鍛えることによって、本能的(潜在的)能力を覚醒させる鍛練法の一つだそうな。少しずつでも、やっていきたい。
「絶対不敗」といえば、合気道の開祖、植芝盛平さんの言葉を思い浮かべた。
合気道とは、敵と戦い、敵を破る術ではない。
世界を和合させ、人類を一家たらしめる道である。
合気道の極意は、己を宇宙の動きと調和させ、己を宇宙そのものと一致させる事にある。
合気道の極意を会得したものは、宇宙がその腹中にあり『我は即ち宇宙』なのである。
私はこの事を武を通じて悟った。
敵が『宇宙そのものである私』と争おうとする事は、宇宙との調和を破ろうとしているのだ。
即ちわたしと争おうという気持ちを起こした瞬間に、敵はすでに破れているのだ。
合気道は無抵抗主義である。
無抵抗なるが故に、はじめから勝っているのだ。
邪気ある人間、争う心のある人間ははじめから負けているのである。
では、如何にしたらその邪気を払い、心を清くして、宇宙森羅万象の活動と調和することができるか?
それにはまず、神の心を己の心とする事だ。
それは、上下四方、古往今来、宇宙のすみずみにまで及ぶ、偉大なる『愛』である。
『愛は争わない』『愛には敵がない』何ものかを敵とし、何ものかと争う心は既に神の心ではないのだ。
これと一致しない人間は、宇宙と調和できない。
だから、武技を争って勝ったり負けたりするのは真の武ではない。
真の武はいかなる場合にも絶対不敗である。
即ち絶対不敗とは、絶対に何ものとも争わぬ事である。
勝つとは己の心の中の『争う心』に打ち勝つ事である。
与えられた自己の使命を成し遂げる事である。
『我は即ち宇宙』であり、
「宇宙は即ち愛」であり、
愛は絶対に何ものとも争わない。
勝ち負けの次元ではないから絶対不敗なのだ。
こちらも、わの舞チャンネルの動画。
宇宙万物はすべて抱き、抱かれる関係性を持ち、
中心軸によって互いに共鳴し、調和し合う関係。
人の意識も、宇宙の愛に包まれハグされている。
そう感じることができるなら、その人はきっと幸せだ。
ちなみに、
植芝盛平さんは「THRIVE(スライヴ)」というドキュメンタリー映画の最後の方でも紹介されていましたね。
合気といえば保江邦夫さん
保江邦夫 先生 『合気精解講義 2014年』 第一講義 <1/7> ~初伝合気と初等力学~
いろいろと繋がるなあ・・・